愛犬の健康を考えると
一番理想的な食事はローフード(生食)なのですが
経済的、心情的、諸々．．．
無理です！嫌です！
という方々が多いのが現実だろうと思います。
ですので
今のフードを変えることなく
手っ取り早くできること
をお伝えしようと思います～
まず一番簡単で効果的だと思われるのが
普段のフードに以下の３つ
(無理なら１つでも２つでも)を加えるだけ！
１）オメガ３オイル
２）プロバイオティクス
３）消化酵素
私自身は
愛犬にはローフードを与えているのですが
オメガ３オイルとプロバイオティクスは
必ず生食の上に振りかけてあげています。
そのくらい必要なもの。
ドライフードであれば尚更です。
１つずつ説明していきます。
１)オメガ３オイル
私たち人間と同様
ペットにもオメガ３とオメガ６は
健康である為に必要なのですが
そのバランスがとても重要になります。
市販のペットフードは
過剰なほどのオメガ６が含まれており
オメガ３は不足しています。
オメガ３はとても酸化しやすいので
市販のペットフードでは加工の工程で
壊れてしまうか減少してしまいます。
ドライフードや缶フードだけでなく 市販の生食でも同じです。
ですから毎日
食事を与える直前に
高品質のオメガ３脂肪酸を
与えてあげることがとても重要です。
特にオメガ３のEPAとDHAは
ペットの健康には非常に重要です。
環境的ストレスに対する免疫システムや
関節、皮膚、細胞の成長など
様々なことをサポートしています。
また、脳機能においても必要不可欠な栄養です。
脳の60%は脂肪で、その1/4がDHAでできています。
EPAは細胞膜に弾力性を与え
栄養が入りやすく
そして老廃物が排出しやすいようにしてくれます。
犬や猫が最も吸収しやすいオメガ３は海からのもの。
フィッシュオイルです。
その中でも一番オススメはクリルオイル。（クリル＝オキアミ）
クリルオイルは
良質なオメガ３脂肪酸を
摂取するのに最適な脂ですし
魚は大きいものほど水銀が蓄積されていきます。
クリルオイル（オキアミ）は
水銀の問題を気にしなくていいですし
より多くのEPAを含んでいます。
EPAとDHAを直接ペットの細胞へ供給してあげることができます。
他のフィッシュオイルとちょっと違っていて
リン脂質や小さな脂肪酸の粒でできた
変わった輸送システムを持っていて
必要不可欠な栄養素を腸壁の細胞膜を通って
細胞へと運んでくれるのです。
２）プロバイオティクス
アレルギーや肌の疾患、腸疾患など
様々な慢性疾患のほとんどの原因は
腸内細菌のバランスが崩れていることにある
と言われています。
体を守るのに非常に大切な免疫力の
役８０％は腸の健康に左右されます。
腸内細菌は体だけでなく心にも影響し
ストレスから身を守ってくれることも分かっています。
質の良いプロバイオティクスを摂取することで
腸内の善玉菌が増え
ビタミンBやビタミンKの生成や
ミネラルの吸収をしやすくします。
しっかりと代謝するようになって
毒素をちゃんと排出できるようになります。
なんと歯の健康や口臭など
口の中の健康にも良いことが分かっています。
高温で加熱処理している市販のドッグフードでは
このプロバイオティクスは破壊されてしまっています。
３）消化酵素
炭水化物、タンパク質、脂質を
分解、吸収するのに消化酵素が必要ですが
ドライフードは高温で加工されるので
消化酵素は壊れてしまっています。
この消化酵素不足で消化不良を起こし
これがアレルギーや腸の炎症などに繋がったり
内臓に負担をかけることになります
ですので
特にドライフードなどの市販の加工品を与えている場合は
消化酵素のサプリをフードに足してあげてください。
ドッグフードに加えるだけで
愛犬の健康に大きく効果を与えるもの
•必須脂肪酸（オメガ３オイル）
•プロバイオティクス
•消化酵素
これらは全て
彼らが生きる為
健康で長生きする為には
絶対必要なものであり
狩をして生きていた頃は
獲物の生の肉や骨、内臓（と少量の自然の植物）
から摂取できていたのですが
人工的な加工品を食べるようになってからは
圧倒的に不足している状態です。
飼い主である私たちが
足してあげる必要があります。
逆に言えば
これらを足してあげるだけで
彼らの健康に大きな効果を生むことができます。
是非試してあげてください！
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