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  • 執筆者の写真LALA

犬の体に合っているフードはこれ!

更新日:2020年7月27日


犬の健康の為に最適なフードとは

生物学的に適した食事

ということを考える際に

まず忘れてはいけないのは

彼らは肉食動物だということです。

猫は完全肉食。

犬は厳密には雑食寄りですが

肉食動物であることに変わりはありません。

彼らの祖先の狼の時代から

体の中のシステムは変わっていません

犬は口(顎)を横には動かせません。

上下のみ。

歯も

雑食である人間や草食動物のように 平らな歯はなく

穀物や野菜などを

噛んですり潰すような歯にはなっていません。

ガブッと噛み付いて

肉を引きちぎって丸呑みです。

穀物類や野菜などは

消化しにくい体のシステムになっているのです。

 

肉食動物と草食動物のもう1つの大きな違いは

草食動物に比べて

犬や猫などの肉食動物の腸はとても短いのです。

これは、寄生虫や細菌など

病原体を含んいる臓器なども

そのまま一緒に生で食べていたわけですが

これらが長く滞在して触れていることのないように

すぐ入って出るような仕組みになっているのです。

(その前に胃に第一の防御システムがあります)

 

他にもこんな違いがあります。

肉食

体の中でビタミンを合成できます。

そして獲物の胃の中のものからも

タンパク質以外の栄養を取っていました。

腸が短いので詰まりづらく

食物繊維はそれほど多くは必要ありません。

草食

長い腸にたくさんの微生物がいて

その微生物たちがタンパク質を作ってくれるので

肉などを食べなくても十分なタンパク質を補うことができます。

長い腸は詰まりやすいので

詰まりを防止するために食物繊維が必要です。

雑食

この素晴らしい両方のシステムを持っている

と思いきや

残念ながらどちらの機能も持っていません。

ですので

生物学的な観点から考えると

色んなものをバランスよく適量に

栄養を摂取するのが理想的と言えます。

 

自然の仕組みは本当によくできていると

知れば知るほど驚きの連続です!

それぞれが独自のシステムを持っていて

そのシステムにあった食べ物を食べることで

体が正常に働いていたわけですね。

世界的には

特にペット先進国である欧米の専門家や

ペットの健康に関心のある飼い主さん達の間では

常識となりつつある 生物学的に適した(生)食

Biologically appropriate raw foodの頭文字をとって

BARFと呼ばれています。

新しい食事法というわけではなくて

そもそも元々大昔から食べていたもの

体に合っている食事に戻りましょう!

という考え方です。

今は2頭に1頭以上が癌になる時代です。

癌以外にもアレルギー、炎症性腸疾患、糖尿など

慢性疾患などが急激に増加しています。

その急激な増加と

人間によって「強制的に」食生活を変えられ

加工品のドッグフードが流行りだした時期とが丁度一致し

ドッグフードと癌や慢性疾患の相関性は

否定できなくなっています。

うちの犬も長年、アレルギーや炎症性腸疾患に悩まされていましたが

生食に変えてから、ほんの数ヶ月で嘘のように治っていきました。

『生食』と聞いて

「大丈夫なの??」と思われた方も多いのではないでしょうか?

特に日本では、ネットなどで検索すると

「生肉は危険、NG!」という記事も多く見られますね。

生肉の安全性が気になる方は→生の肉って安全なの?

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