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  • 執筆者の写真LALA

ドッグフードの真実

更新日:2020年7月27日


愛犬の健康を想うなら

怖いけど絶対知っておきたい真実です。

 

普段

愛犬にどんなものを与えているのか

本当に知っていますか?

ドッグフードの真実

についてお話しようと思います。

 

まず初めにお伝えしておきたいのですが

もしかしたら

あまり良くないフードを

愛犬に与えていたかもしれません。

でも

ショックを受けたり

ご自分を責めたりしないでください。

愛犬の健康のために

なるべく良いものをあげたい!

飼い主さんは皆そう思って

その時のベストな選択をしているのは間違いないと思います。

だから

今あげているのは

今まででベストだったもの。

この記事を読んで

今よりもほんの少しだけ

良い選択ができたら...

この記事がほんの少しでも

そのお役に立てれば嬉しく思います。

 

そのドッグフードに本当は何が入っているのか

パッケージや評判から

「なんとなく良さそう〜」

と選んではいませんか?

実際にはどんなものを食べさせているのか

意外と知らない飼い主さんたちも多いようです。

近年

犬の食事=ドライフード

が常識のようになっています。

まとめて購入して保存がきくし

食事毎にただすくってボウルに入れるだけなので

飼い主にとってはとても便利で経済的ですよね。

「完全栄養食」と言われてますしね。

でもこれは飼い主さんにとって

『便利だから』

『経済的だから』

ペットフード産業にとって

『儲かるから』

という、人間の勝手な都合によって作られてきた常識であり

本来彼らの体に適した食事では全くありません。

このほんの100年ほどの間に

勝手に人間の都合のいいように

強制的に変えられてしまったのです。

そしてそれと比例して

アレルギーや腸疾患などの慢性疾患からまで

様々な病気や症状が急激に増えてきています。

(*癌になる比率:犬は2頭に1頭、猫は3匹に1匹)

この『便利なフード』には

実は様々な恐ろしい問題が潜んでいます。

その主だった問題を幾つかご紹介します。

 

1)新鮮さ(品質)

袋を開けた途端(実際には製造工程中もですが)

酸化が始まり食物中の脂肪が腐敗を始めます。

長期にわたってこれを摂取することで

当然体に害を及ぼします。

そして高温で加工している間に

必要な栄養素は壊されてしまいますので

それを補うために

人工的なビタミンやミネラルなどを振りかけています。

(食いつきを良くするために人工的な香料や酸化した油なども振りかけています)

多くの場合が

脂肪の酸化を早める金属酸化物や硫酸塩なども含む

安価な低品質のものが使われています。

そして、日和見感染細菌やマイコトキシン

またダニが発生する可能性が高く

知らずに一緒に与えていて

それが原因で皮膚の痒みや脱毛などの

皮膚のトラブルや耳の感染

などが起こっている場合もあります。

 

2)肉の質

多くのペットフードは

コスト削減のためにも低質な原料が使われている場合が多いです。

ミートミール

4Dミート

レンダリングミート

などと言われる

非常に低質なものが使われているものが多数あります。

レンダリングとは

超高温で溶かしてドロドロにしてしまう事なのですが

人間用には売れないもの

(内臓から消化器官系内臓、脳、糞尿、鶏のトサカや嘴などなど廃棄処分される部位全て)

賞味期限切れのもの(プラスチックのパッケージなども一緒に)

4Dミート(病気の動物や道端や動物園、シェルターなどで死んだ動物、犬猫も含む!)

これらを高温でドロドロに溶かしたものを

レンダリングミートと言います。

そしてこの乾燥させてパウダー状にしたものが

ミートミールですので

ミートミールには実際に

何が含まれているのか分からないのです。

4Dミートというのは

Dead, Dying, Diseased, Disabled

の頭文字Dを取ってそう呼ばれています。

病気の動物や死んだ動物の肉(犬猫なども含む)です。

ペントバルビタールという

安楽死させるときに使う薬がドッグフードから検出され

安楽死させた犬猫や馬を使用していることが分かり

大問題にもなりました。

『高温でドロドロになるまで溶かして処理してしまうので

たとえ病原菌だろうがなんだろうが、どうせ死滅しちゃうからいいでしょ』

というのが根本的な考えらしく

あり得ないですよね!

(書いてるだけでも気分が悪くなってきます)

(ショッキングで気分が悪くなると思うので写真などは載せませんが

見たい方はrendering plantやrendering dog foodなどでググってください。閲覧注意!

 

ドッグフードを購入する際には

必ず後ろの原材料をチェックしてください。

ナチュラル

オーガニック

高品質

などなど

書いてあって新鮮そうな食材の写真があっても

何の保証もありません。

原材料に何の肉か(部位や産地など詳しく書いてあれば尚いい)

ちゃんと書いてあるものを選んでください。

〇〇ミール、〇〇等、副産物など

何なのか良く分からない

曖昧な表現のものは何が入っているのか分からず

危険ですので避けてください。

そして

原材料の一番最初が肉であることは

もう絶対なのですが(繰り返しますが犬は肉食動物です)

実はここに注意したい隠れたワナがあります。

ご存知の方が多いと思いますが

原材料の欄には

入っている量が多いものから順に書いてありますので

最初の方の原材料がとても重要になります。

ただ

ここで注意したいのが

これは加工する前の状態で計算して出したもの

だということです。

例えば鶏肉だった場合

鶏も私たち人間と同じ様に約70%は水分ですが

これが高温で加工処理した後は10%以下になります。

それを考えると

実際には主原材料ではなく3、4番目くらいの材料となるのです。

もしも原材料の2番目が

例えばトウモロコシだったとしたら

このドッグフードの本当の主原料はトウモロコシ

ということになります。

生産者側は意図的に

とは思いたくないですが

あえてグレーにしているところはあると思わざるを得ないですね。

できれば1番目から3番目くらいまでは全て肉(や内臓、骨)

であるものを選びたいところです。

 

人間も含め動物は皆

それぞれに必要な食べ物を摂り入れやすいような

体のシステムになっています。

(必要のないものは消化吸収しづらくなっています)

肉食動物である犬や猫の口や歯を見ると明らかなのですが

彼らの歯は尖った歯ばかり

草食動物の様な平たい歯はありませんし

口の動きは上下だけ

横に動かすことができません。

つまり

穀物などをすり潰したり

草などを良く噛んで消化するような

体のシステムではないのです。

必要ないからそういう体の仕組みになっているのです。

獲物を捕まえて鋭い歯で

肉や内臓をひきちぎり骨を砕いて飲み込む。

そうやって必要な栄養を摂る

体の仕組みになっているのです。

酵素やビタミンの為に

少量の草や木ノ実なども摂取していましたが

基本的には獲物の胃や腸の中で発酵、消化しかけているもの

からそれらの栄養を摂取していました。

元々食べていたもの

体のシステムにあっているもの

生物学的に適しているもの

になるべく近い状態を真似して与えることが

健康で長生きしてもらうには最適なわけですね。

 

3)炭水化物

大抵のドッグフードには

生物学的に不必要である(=消化しにくい)炭水化物が

大量に入っています。

カサ増しのために穀物類、芋類、豆類など

(しかも大抵遺伝子組み換えや農薬などの問題も含んだ低品質のもの)

が大半を占めているフードも少なくありません。

たとえグレインフリーであり

原材料を見てもさほど入っていない様に見えるものでも

実は「隠された見えない炭水化物」が潜んでいます。

ドライフードのあの小さい粒を作るためには

必ずスターチ(デンプン)が必要になります。

これはどのドッグフード(ドライ)でも必ず入っています。

最低でも30%、多いもので60%以上を占めています。

表示する義務がなく通常は書かれていないので

パッケージを見ただけでは分かりません。

*簡単に調べる方法があります。

 

突然強制的に食生活を変えられ

今まで食べてなかったもの

体の消化システムに適してないもの

を大量に取らされている状態なわけです。

炭水化物が安いエネルギー源として

フードに入れられるようになったのは

このほんの50~100年ほど前からのことですが

それと同時に変性疾患が大幅に増え始めています。

(*変性疾患ー細胞や組織がダメージを受けて変質、死滅、機能を失うこと)

毎日、炭水化物を多く摂取していることで

糖尿や肥満だけではなく

関節炎、炎症による皮膚疾患や腸疾患

様々な病気や不調、癌に繋がります。

もともと、体のシステムが必要としていないものです。

ほんの少量もしくは全く取らなくてもいいものですので

出来るだけ減らすように心がけることが

愛犬の健康にとって大切です。

 

4)発ガン性物質

高温による加工製品は

素材の栄養素を失うだけでなく

発がん性物質の問題も含んでいます。

アフラトキシン

HCA(ヘテロサイクリックアミン)

アクリルアミド

PBDEs (ポリ臭素化ジフェニルエーテル)など

 

5)水分

70%の水分を含む獲物を丸ごと食べることで

自分の体の水分も保ち

健康を維持していたのですが

水分が10%以下のドライフードを常食にするようになって以来

言ってみれば

常に慢性の脱水症状のような状態になっています。

これも彼らの健康には

非常に大きく影響を与えています。

 

以上、簡単にですが

主だった問題を幾つか書きました。

怖がらせてしまったらごめんなさい!

でも

知らなかった方には是非真実を知っていただきたいのです。

そしてその上で

自分たちの出来る範囲で

少しでも良いものを愛犬達のために選んでいきましょう!

 

これらは

アメリカのペットフードやペットフード業界

に基づいての話ではありますが

基本的には日本も同じだと思ってください。

肉の品質に関しては

国内生産のものはそれほど酷いものは使っていないものが

多いのかもしれません。

でも

輸入フードはもちろん、国内生産のものであっても

原材料の一部もしくは全てを

海外から輸入している可能性があります。

購入される際は

パッケージの素敵な表現や写真ではなく

裏の原材料をきちんとチェックすること。

そして

できるだけ信頼できる生産者さんや会社から購入することをお勧めします。

 

愛犬の健康と長生きのためには

生物学的に適した食(肉中心の生食)が最も理想的なのですが

様々な理由でそうできない方の方が多いと思います。

生食には変えられなくても

少しでも質の良いドッグフードに変えられるのであれば

それでも十分素晴らしいですし

今のフードを変えられないとしても

できることは幾つもあります。

ほんの小さな変化でも実は大きな効果を生みます。

犬達は

たとえ体に適していないもの

健康に悪いもの

を与えられても何も言いません。

私たちを信じて

与えらえたものは喜んで食べてくれます。

愛犬達の健康は

私たち飼い主に委ねられています。

私たちの責任です。

だからまずは知ることが大切だと私は思っています。

そしてほんの少しでも

より良い選択を一緒にしていきましょう!

彼らにいつまでも元気で長生きしてもらうために。

 

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私は医師、獣医師ではありませんので医療的なアドバイスや診断は致しません。あくまでも私個人の体験や学んだ知識に基づいた情報ですので、各々個人の判断の元で実践されることを予めご了承ください。新しいことを試される際に心配事がある場合、また症状に関して専門的な助言が欲しい場合などは獣医師や動物医療関係機関へご相談されることをお勧めいたします。

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