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  • 執筆者の写真LALA

愛犬がどの食品に過敏であるか唾液で調べる

更新日:2020年7月27日


今日の記事は

センスのない長いダラダラとしたタイトル通りです(笑)

愛犬がどの食品に過敏であるか唾液で調べた話です。

以前に受けたことがある

犬の食物過敏症・不耐性を

唾液で調べるテストについて書いています。

 

アレルギー?食物過敏症?

貴女のワンちゃんは

肌のトラブルがありますか?

しょっ中下痢を起こしてますか?

炎症性腸疾患がありますか?

愛犬の肌が赤くなったり

肌の痒みや炎症などの肌トラブルがあったりすると

食物アレルギーかも?と思うかもしれませんが

もしかしたら

それは食物アレルギーではなく

食物過敏症・不耐性かもしれません。

私の犬も

長いこと肌のトラブルに悩まされてきまして

赤い肌や

常に体を掻きむしり

足の先も常に舐めていて

アレルギー反応状態。

食べ物のアレルギーではないか

とずっと思っていました。

一時は

牛、豚、鶏、七面鳥、鴨、羊...

どの種類の肉を食べさせても症状がひどくて

全ての肉にアレルギー反応状態。

途方に暮れていた頃に

NutriScanという食物過敏症・不耐性テストのことを知りました。

 

食物過敏症・不耐性テスト

$298、日本円で3万円ちょっと

お安くはないのですが

その時は何を食べさせたらいいのか

途方に暮れていて

藁をも掴む思いだったので

即テストを申し込みました。

 

この食物過敏症・不耐性は

食物アレルギーによる体の免疫反応とは違います。

食物アレルギーは異物(抗原)に対して

体を守ろうとして過剰に免疫反応が起こり

即時型の反応で症状がすぐに現れます。

食物アレルギーと関係する抗体はIgEやIgGの2つです。

それに対して食物過敏症・不耐性の抗体(IgAとIgM)は

主に腸などの粘膜などに作り出される遅延型の反応

だそうです。

食物アレルギーというのは

実は結構少ないそうで

食物過敏症・不耐性の方が一般的に多いのだそうです。

(これは人間も一緒!)

食物過敏症・不耐性は

食事を変えることで割と簡単に治せるそうなのですが

問題は、じゃ、どの食品に過敏・不耐なのか?

ということを見つけ出すことだったそうです。

 

このNutriScan

世界的にも著名な獣医師である

Jean Dodds氏によって開発されたもので

唾液によって簡単にどの食品(24種類)に対して

食物過敏症・不耐性なのかを調べることができます。

(宣伝をしているわけではありません!マージンをもらってるわけでもないし。笑)

 

テストの行程

申し込むとキットが送られてきます。

といってもただのロープ(笑)

要はそのロープに

犬の唾液を含ませるだけなのですが。

手順は簡単ですが

ちょっとした注意点とコツがあります。

1)まず、食べたすぐ後はNGです。

朝ごはんを食べる前に行いましょう。

(前日の晩ご飯から何も食べていない状態。水はOK)

2)口の中(サイド。ほっぺたの裏あたり)にロープを入れて

そのままの状態で2分ほどキープ。

(これが長い!大抵の子はじっとしてないですよね...)

唾液をロープに吸い込ませたいので

唾液があまり出てない場合は

鼻のあたりに食べ物を近づける。

(でも食べさせちゃだめです!犬にとって地獄状態。笑)

因みに、うちの犬の場合

ちょっと唾液が足りないかな~?十分じゃないかな~?

と思いつつ送ったのですが

問題なく検査できたようですので

唾液べちゃべちゃ状態ではなくても大丈夫なようです。

3)2分経ったら

付属のチューブの容器に入れて

チューブの中に入りきる長さにロープの端を切って蓋をする。

4)名前などを書いたラベルをチューブに貼る。

(検便の時みたいな感じです。笑)

5)郵送する。

唾液抗原は採取後30日まで安定しているらしいのですが

できたら2、3日くらいで届くようにした方がいいようです。

6)2週間ほどで結果がメールで送られてきます。

ちょっとしたアドバイス(どんなオイルがいいかとか)も添えてくれますが

+30ドルでJean Dodds氏から個人アドバイスを受けることもできます。(メールにて。ただ、私の場合は、かもですが10行ほどのアドバイスで

しかも検査結果で出てること+知っていることだったので

30ドルの価値はなかったかな?という気が正直しました。

が、あくまでもこれは私の場合は、かもしれません。)

行程はかなり簡単です。

一番大変なのは

2分間犬の口の中に

ロープを突っ込んでおくことでしょうか(笑)

 

テストの結果

テストの結果(一部)はこんな感じで送られてきます。

うちの場合、結果から申しますと

驚くことに

ほぼ全てに対してネガティブ

食物過敏症・不耐性ではない

ということでした。

これにはびっくりでした!

唯一

ウサギちゃん、には少し反応するようなので

避けた方が良いということ。

最後にうさちゃん禁止マークがついております。

他にも幾つか軽い反応を起こしているものもあるようですが

この程度なら大丈夫なようです。

因みに、実はこの時

ウサギちゃん肉を与えていました!

普段与えているビーフ、チキン、七面鳥、鴨

といったような一般的なお肉に反応を起こしている場合

その解決策として「一般的でない』肉を与える、という方法があります。

Novel Protein Diet(ノベル・プロテイン・ダイエット)と言います。

Novelとは「新手の、奇抜な、今までにない」というような意味で

「今までに与えたことのないような奇抜な」タンパク質を与えるのです。

今まで与えていたものを全て一度やめて

体をリセットさせるような感じです。

ダチョウ、ウズラ、ウサギ、バイソン、アヒル、ワニ、カンガルーなどが

Novel Proteinとしてあげられますが

これらのほとんどは、アメリカで一応都会であるロスでも

中々入手が困難です。

バイソンとウサギは割と手に入りますが

バイソンはもう既にたまに与えていることがあったので

選択肢としてウサギが残り

ウサギちゃん肉を与えていたのです。

(ウサギを飼っている友人もいるので「ごめんなさ~い!』と心で叫びながら...)

なのにこの結果!

少しですが、唯一反応があったのがウサギ

その時まさに与えていたウサギ...

そしてほぼ全てに反応しているように見えたのが

ほぼ全てには実は反応なし。

結果はショックと驚きでしたが

はっきりと数値で表してもらうことで

原因はここではなく他にあることが分かり

とてもスッキリし

次への解決法へ進むことができました。

因みに、今では普通に

牛、鶏、七面鳥、豚、鴨、羊などを

バクバク美味しく食べてくれています。

食物アレルギーかな?と思っている方は

一度調べてみるのも良いと思います。

 

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