最も多いのは皮膚炎
獣医さんに連れてこられる犬の
一番多いトラブルは
アレルギーなどの皮膚炎です。
この５０〜１００年くらいの間に
急激に増えています。
私自身
愛犬の肌のトラブルに
長年悩まされてきました。
肌の痒み
赤い皮膚
出血
脱毛
足先の変色
酷い涙やけ
四六時中
体を掻きまくり
足の先を舐めまくる
掻きすぎて出血していることも
珍しくありませんでした。
色々と試してみましたが
なかなか治らず。
それが、私がペットの健康を学ぼうと思った
大きなキッカケの１つでもあります。
問題は肌ではなく腸だった！
殺処分される予定だった当日に
運良くシェルターから引き出され
縁があってうちにやって来た
保護犬です。
その時から既に肌の状態は悪く
常にあちこちを
掻いているか舐めているか
掻きすぎて出血
舐めすぎのせいか
感染症のせいか
足の先も真っ黒
涙やけも酷い状態でした。
最初のうちは
何かの食べ物のアレルギーなのだろう、と
ドッグフードを違うブランドに変えてみたり
チキンがアレルギーに良くないと聞くと
ビーフやターキー、サーモンに変えてみたり
療法食がいいと聞けば
試してみたりしました。
でも
どれも大した変化はありませんでした。
あまりにも酷いと
獣医さんに診てもらい薬を出してもらう。
多少良くなったりもするのだけど
結局また酷くなる。
その繰り返しです。
これはもう騙し騙し
一生付き合っていくしかないのかな
と諦めかけていたのですが
やはり諦めきれず
リサーチしまくり
ペット先進国である欧米を中心とした
その世界ではトップクラスな 専門家の方々から学んでいくうちに
問題なのは
その炎症を起こしている肌ではなく
それを引き起こしている原因は
腸にあるのだ
ということが分かったのです。
人間も動物も同じなのですが
体を外敵から守り
健康な状態を保つためには
免疫力がものすごく重要です。
この免疫力の約８０％は
腸の健康に左右される
ということが科学的にも分かっています。
そして
この肌の炎症などのトラブルも
多くの場合
腸の中にいる細菌のバランスが
崩れていることが原因なのです。
うちの犬の場合も
やはり問題は腸でした。
腸内細菌のバランスが崩れ
酷い炎症を起こし
*リーキーガット状態で
炎症性腸疾患（クローン病や潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患）
を発症していたと思われます。
*リーキーガット
腸の粘膜に穴が空き
菌・ウイルス・タンパク質などの異物が抜け出して
血中に流れ出してしまう状態
うちに来た時は既に２、３歳で
どのくらいの期間シェルターに居たのか
その前はどんな環境で暮らしていたのか
今までどんな物を食べて
どんなケアを受けていたのか
全く分かりませんが
恐らく長い間
もしかしたら生まれてからずっと
フードや環境などが原因で
腸内細菌のバランスが崩れ
何年間も炎症を起こし続け
体のシステムが正常に働いていなかったのだと思います。
症状が重ければ重いほど
その状態が長ければ長いほど
元の健康な状態に戻るのにも
時間がかかります。
ですので
うちの犬もかなり時間はかかりましたが
でも
やっと解決法が見つかったのです！
あれほど
何をやっても変わらない
と思っていたのが
あることを変えると
みるみるうちに驚きの効果が現れて
今ではすっかり！
肌の赤みや出血はもちろん
黒い足先も涙やけもすっかり綺麗になりました！
「あること」とはやっぱりこれ！
ただ１つだけ
あることを変えたら
あら不思議！
すっかりと綺麗になってしまいました。
それは
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食
フード
です！
当たり前だと思いますか？
でも
もっと高いドッグフードに
変えたわけではありません。
何に変えたかというと
ローフード（生食）
です。
生食に変えることで
劇的な変化が起こりました。
実はとても当たり前で
腑に落ちることなのですが
もともと彼らが食べていたもの
彼らの体に合っているもの（生物学的に）に
変えたのではなく
戻した
だけなんです。
だから
健康な体に戻るのは
当然なんだと思います。
え？！
生食？なんで？
と思った方は
をお読みください。
そして
生の肉ってNGでしょ？
という方は生の肉って安全なの？をどうぞ！
まとめ
•獣医に連れてこられる犬の体の問題で一番多いのは皮膚炎
•問題の原因は皮膚ではなく腸にあった！
•免疫システムの80％の鍵を握る腸を健康に戻せば皮膚のトラブルも治る！
•腸の健康を取り戻すためには『食』！
•生物学的に適した食＝ローフード
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