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  • 執筆者の写真LALA

ペットショップの可愛い子犬達の真実

更新日:2020年9月10日


パピーミル

この言葉は、最近では大分知れ渡るようになって

多くの方がご存知だと思います。

状況を少しでも良い方向へ

と活動されてくださっている方々

少しでも多くの人に知ってもらいたいと

発信されている方々

以前より大分増えてきましたよね。

でも

同時に

まだまだ

知らない

聞いたことない

という方も多いのが現状です。

私自身も、出来るなら

見たくない

知りたくない

語りたくない

のですが

でも、これは

知らなければいけない

何度でも

語らなければいけないことなので

書こうと思います。

 

•パピーミルとは?

•殺処分と製造

•解決策は?

 

パピーミルとは?

パピー=子犬

ミル=工場

パピーミル=子犬工場

『子犬を創り出す工場』です

悪質なブリーダー

多頭飼育崩壊

などの言葉は聞いたことがあるかもしれません。

子犬という『商品』を創り出す工場ですから

そこで働く人にとって

『ペット』や『命』という感覚はありません。

ただ『高く売れる商品』なだけなのです。

ケージの中に雌犬たちを詰め込んで

彼女たちは一生その中から出ることなく

子犬を生み続けます。

1頭から100頭近くの子犬を『生産』することもあります。

狭いところに他の犬たちと押し込まれていますから

ストレスは半端ありません。

ずーっと吠えている犬

ずーっとぐるぐる回っている犬

他の犬や自分の体に噛み付いている犬

それだけではなく

ろくに掃除もしませんから

糞尿だらけの不衛生な環境なので

感染するし病気にもなります。

でも、獣医さんへ連れていってくれることもないし

手当てをしてくれるわけでもありません。

病気や怪我で『商品を作る道具』として使い物にならなくなったら

殺されるかそのまま放置でそのうち死んでいくか

という酷い状況なのです。

吠え続けてうるさいから

と喉をハンマーで殴って声帯を壊して

声が出ないようにさせる

なんてことをしているところもあるのです。

信じられないですが。

一生、狭いケージの中、金網の上で

地面を踏んだことがないので

救出されて外に出された時に

歩き方がわからない犬もいるそうです。

ずっと暗い中にいた犬は

目も退化して見えなくなったりもします。

これが

パピーミル

そして

ペットショップで売られている

可愛い子犬たちは

こんな環境で生まれ

まだ幼いうちに母親や兄弟から引き離されて

連れてこられた子達なのです。

*実は、小さいうちに引き離され

母親や兄弟と十分な時間を過ごさなかったことが

後の問題行動の原因にもなっています。

 

殺処分と製造

アメリカでは160万頭もの動物が(主に犬猫)

日本では約10万頭の犬猫(実際はもっとだと思うのですが)が

毎年殺処分されています。

想像以上にすごい数ではないですか?

因みに

これだけの数が殺されている一方で

例えばアメリカでは

パピーミルが1万ほどあり

毎年200万頭以上もの子犬が創りだされているのです。

日本のパピーミルの数や『製造』数の

正しいデータを見つけられなかったので

正確な数字は分かりませんが

殺処分される数に近い数だと思われます。

そうなんです。

ほぼ同数の子犬を創り出しては

いらなくなって殺しているのです。

こんな理不尽はありません。

酷い環境を一生強いられて

子犬を生み続ける母犬

そして、そこで生まれた子犬たちも

ペットショップで買い手がいなければ

処分されてしまいます。

 

解決法は?

確かに

『パピーミル』や『引き取り屋』

といった闇の商売を摘発し潰さないといけないのですが

ここだけを叩いて

いくら『ダメだよ!』と言ってもやめませんよね。

儲かるんだから

たとえ法律ができたって

必ず抜け道を作って商売をする人が出てくるし

そういうシステムが生まれてしまうと思うのです。

儲かるんだから

一番重要で

一番の近道は

買う側、一般の私たちが

事実を知ること、意識を変えること

だと思っています。

ペットショップで子犬を買う人たち

悪い人じゃないですよね。

私もお友達で何人かいますが、皆んなめちゃめちゃいい人です。

知らなかった、だけなのですよね。

買わない、という人が多くなれば

商売として儲けがなくなる。

儲けがないならそんな商売はやらなくなる。

つまり

ペットショップから買う、ということは

このパピーミルのシステムをサポートしている

ことになっちゃうのです。

最近では日本でも

少しづつですが

愛護センターからの犬猫を引き取って

里親を探す活動をされている団体が増えてきましたが

こういった団体がもっと増えて

ペットが欲しい場合は

ペットショップではなく

愛護センターや保護団体から引き取る

という考え方が

もっと広まっていくようにすることが

今後の課題であり解決策ではないか、と思っています。

『いや、でも私は子犬がいいの!』

『この犬種がいいの!』

と言われる方もいるかもしれません。

よく分かります!私もそうでした。

最初の犬を飼う前に

『子犬で~こんな感じの~この種類がいいかな~?』

とブリーダーをチェックしていました。

当時はパピーミルについてなど

全く知らなかったので

どうして、結局シェルターからの保護犬を引き取ることになったのか

今でもその偶然は不思議ですが

『買わず』に『保護して』よかった!と今は思います。

結局、自分が最初に思い描いていた犬とは全然違う犬でした。

すでに2、3歳でしたし

見た目も犬種も全く違いました。

でも、今では

『アメリカに来たのはこの子に会うためだったのでは?』

と半分本気で思うほど(笑)

私にはなくてはならない存在になっています。

うちの2匹ともなのですが

シェルターから殺されてしまう直前に命拾いし

(1匹は、殺される予定の当日に保護団体の方が引き出してくれました)

うちへやって来ました。

(その後ろには、助けられなかった多くの命があります)

保護犬たちは、多少の違いはあれ

皆、何かトラウマのようなものを持っているように思います。

その『恐れ』みたいなものが徐々に取れていき

本来のその子の性格が表れ

日に日に幸せそうになっていく姿が見れます。

それが感じられるのは、飼い主として至福の喜びだと思います。

そういった意味でも

保護犬はお勧めしたいのです。

お子さんがいらっしゃる方はよく分かるのではないかと思うのですが

『うちの子世界一可愛い!』

と皆さん思いますよね?

他人から見れば

『うーーーん...?』

なんですけど(笑)

それと一緒です。

もしくは

彼氏や旦那(彼女、奥様)みたいなもんでしょうか?

見た目が気になるのは最初のうちだけ。

時間を一緒に過ごし愛情が深くなればなるほど

そのブチャイクな容姿も愛おしく思える

みたいな?(笑)

日本では、まだ保護団体も少ないので

難しいところもあるかもしれませんが

自分が求めているような犬が

愛護センターや保護団体にいるかもしれません。

まずはそこから当たってみるべきでしょう。

ペットショップで買えば値段もかなりしますよね。

保護犬はすでにおトイレの訓練がされている犬も多いですし

『買う』のではなく『保護』した方がいい理由しか

私には考えられません。

 

ご覧ください

少し前の放送ですので

見られた方は多いと思いますが

まだの方はご覧ください。

見るの辛いですが、これはきちんと見なければいけませんよね。

私は、基本的に

心が落ちるものは読まないし見ないようにしています。

特に動画などは

見てネガティブな気持ちになるものは極力避けています。

気持ちもエネルギー。

エネルギーは同じもの(ポジティブ、ネガティブ)を

引き寄せていくので

なるべくポジティブなエネルギーだけに

囲まれるようにしていたいと思っています。

だから

ほんとは

すっごく見たくない、聞きたくない!

のですが

これは、見なければ、知らなければいけないもの。

変えていきたいことだから

と思って頑張って見ました(笑)

こいうのは

心が辛くて、一気に全部見れないので

時々、小休憩を入れて

隣で爆睡している犬たちに

むぎゅー、ぶちゅー

とハグとチューをしながら見ました(笑)

因みにこれも

多くの方が見ているかもしれませんが

これでも、まだ扱いはましな方かもしれません。

もっと酷いところもあるので,,,,

因みに因みに

古いもので画質も悪く英語のみですが

これもできれば見ていただきたい1つです。

 

まとめ

•パピーミルとは?

劣悪な環境で、商品としての子犬を創り出す工場のような悪徳ブリーダー

•殺処分と製造

いらなくなって殺処分されるのと同じくらいの数の犬が創られる『大量生産』

•解決策は?

買う(飼う)側がまず事実を知りこの理不尽で残酷なシステムを変えていくこと

 

まずは知っていきましょう!

そして

知らなかった人たちに知ってもらうよう

広めていきましょう!

そこから一緒に始めましょう!

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