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  • 執筆者の写真LALA

生の肉って安全なの?

更新日:2020年7月27日


愛犬の健康と長生きのために

一番理想的な食事は

ローフード(生食)であることをご存知ですか?

それが彼らの祖先の時代から食べていたもので

犬の体のシステム、生物学的に考えて

最も適した食事なのです。

加工品であるいわゆるカリカリフード

のドッグフードが主流となったと同時に

人間と同じような慢性疾患や癌などで

辛い思いをする犬が急激に増えてきました。

ローフードを試してみようか

と思う飼い主さんたちも増えてきているようです。

ご参考までに

でもそこで

多くの方が心配になる疑問が

生の肉って安全なの?サルモネラは?寄生虫は?

ではないでしょうか?(私もそうでした)

私も以前は

生の肉など怖くてとてもあげる気にもなりませんでした。

ちょっと目を離している隙に

ゴミ袋の中の生肉を食べていたのを発見し

半パニックになったのを覚えています(笑)

 

なぜ犬は生肉を食べても大丈夫なのか

まず

寄生虫がいるのは

消化管(腸、胃など)の中です。

これらの部位を与えることはありません。

(市販の生食のフードにも入っていません)

その動物が死んだ後などに

寄生虫が筋肉の方へ移ってくる場合も

全くない訳ではありませんので(トキソプラズマなど)

気になる方は、3日間冷凍すれば死滅するので安心です。

彼ら(の祖先)は何千万年も前から

狩をして獲物の全てを食べてきました。

(寄生虫がいる可能性のある消化管も含め、内臓、毛、目玉まで全て)

それらを対処できるような体のシステムになっているのです。

犬の胃酸はとても強く

pH(酸性度、アルカリ性度を測る値)は

1~2の強い酸性です。

ですので

細菌たちもそこでは生き残れません。

まず第1の防御システムがここにあります。

万が一何かの理由で生き残り

(胃のpHのバランスが崩れているなど)

胃を通過し腸へ移動してしまったとしても

犬(肉食動物)の腸はとても短いので

バクテリアなどが長く滞在しないようになっているのです。

第2の防御システムですね。

ですので

これらのシステムを壊さないこと

つまり

消化管を健康に保ち

免疫システムがきちんと働くように

しておくことが重要になってきます。

 

防御システムが正常に働くためには

1)ストレスを減らす

心のストレスよりもむしろ

体のストレス、つまり

体、細胞、DNAに適した食生活(ローフード) もしくは、なるべくそれに近い食生活にすることです。

2)必要のない薬を避ける

特に抗生物質は善玉菌を殺してしまい

腸内細菌のバランスが崩れます。

免疫力や抵抗力も落ちます。

アレルギー、皮膚の炎症、炎症性腸疾患

なども引き起こしやすくなります。

3)プロバイオティクスを摂取

腸内細菌を整えてくれます。

消化酵素の摂取も有益です。

特にドライフードなどの加工品を与えている場合は

加工工程で酵素は壊れていますので

補ってあげる必要があります。

 

そして

もちろん言うまでもないことだとは思いますが

私たち人間の食事を用意する時と同様

使う容器や包丁、まな板などは綺麗に洗う

冷蔵庫や冷凍庫で保存する

肉の質や新鮮さに気をつける

などの常識的な衛生面や質への注意は必要です。

うちの犬達も

もう長いこと生食を食べていますが

一度も問題が起きたことはありませんし

この食事に変えて以来

アレルギー症状や肌の疾患が治っただけではなく

以前よりも元気でさらに健康に若返ったことが顕著に分かります。

以前に市販のドッグフード(ドライ)をあげていた時は

時々食いつきが悪くなり困っていたのですが

生食に変えて以来

毎回ものすごい食いつきで大好きなようです。

食いつきの良すぎに困るほどです(笑)

 

世界的にも有名な統合/予防/ホリスティックケアの

第一人者でもある獣医師のドクターベッカー氏が

もっと専門的に、なぜ生食が最も体に合った適した食なのか

なぜ安全なのか、を説明をされていますので

ご興味ある方は是非ご覧ください。

 

まとめ

なぜ生肉を与えても危険ではないのでしょうか?

⚫︎寄生虫などがいるのは消化器官で、その部位は与えることはありません。

⚫︎犬には胃や腸に防御システムがあり、寄生虫やバクテリアなどを食べても大丈夫な体のシステムが備わっています。

⚫︎万が一体の中に入ってしまったとしても、腸が短いので長く滞在することができない仕組みになっています。

⚫︎心配な場合は、3日間以上冷凍すれば死滅します。

⚫︎防御システムがきちんと働くように、腸の健康を保つことが重要です。

⚫︎腸の健康のためには

1)身体的ストレスをなくすこと。特に食による体のストレスは大きいので、ローフードかそれになるべく近い食生活を心がけることが大切です。

2)必要のない薬、特に抗生物質を避けることです。

腸内の良い細菌を殺してしまうので、なるべく摂取しないようにしましょう。

3)良質のプロバイオティクスや消化酵素のサプリをフードに足してあげる。

高熱で処理された加工品であるドッグフードには、たとえ入っていてもその栄養素は壊されてしまっていますので、足してあげる必要があります。

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