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  • 執筆者の写真LALA

250万人以上のフォロワーを持つアメリカの専門家から学ぶ愛犬の健康と寿命

更新日:2020年7月27日


Why Don't Dogs Live Forever?

60万回以上も再生されているロドニー・ハビブさんの*TED Talkをご紹介します。

彼はブロガーであり

メディアクリエーターであり

リサーチャーであり

ただのわんこパパではありません。

250万人以上がフォローする

Planet PawsというNPOの創始者として

個人でも活動されてますが

世界的にも著名な獣医師のカレンベッカーさんと一緒に

犬の健康、特に食と病気の関係などに関する

正しい知識や新しい情報を広めるための活動をされています。

*TED Talk- 審査の上選ばれた著名人も含む様々な分野の専門家が行う講演会。

ちなみに講演会に出席するにも、審査を受けた上で年会費8,500ドル(約100万円)を支払って会員になる必要があるそうです!

 

犬って素晴らしいですよね。

どんなつまらないものにでも

そこに犬を加えるだけで

最高!になってしまう

例えば

に犬を加えるだけで

最高!(笑)

犬と一緒にいると

幸せな気分にさせてくれるだけではなく

健康になる

ということも科学的にも証明されています。

犬を撫でることで血圧を下げ心拍を整え

心も体も穏やかに落ち着くことが分かっています。

 

犬を飼うことで

社会とも繋がりを持つ世界を広げてくれます。

例えばジャックの場合、

ジャックはあまり外に出ず家に篭る生活でしたが

子犬を飼うようになって

仕方なく散歩のために外へ出るようになりました。

そこでジルと出会います。

ジルはジャックの子犬に一目惚れし...

1年後

2人の間に子供が生まれ

社会が広がりました。(めでたしめでたし。笑)

北米では41%の人が犬を飼っています。

犬はこんなに素晴らしいことばかりなのですが

イイことばかりではなく

悲しい事実もあります。

本来ならもっと長生きできるはずなのですが

若くして亡くなることが多くなっています。

なぜなのでしょうか?

 

イギリスの調査によると過去5年間で

糖尿病の犬の数が900%も増加

肥満が60%増加

そして

にかかる犬の数は2頭に1頭以上となっています。

(犬が動物の中で一番癌になる確率が高いのだそうです)

一体何が起こっているのでしょうか??

科学者達も何が原因でこんなことになっているのだろうか?

と3000頭の犬を対象に2500万円もかけた最大の調査が行われました。

1970年代には平均寿命が17歳だったのが

現在は11歳(ゴールデンレトリバーに関して言えば9~10歳)

癌の要因の10%は遺伝ですが

90%はライフスタイルや環境であることが分かっています。

10%の遺伝の方は変えることはできませんので90%のライフスタイルを考えて見ましょう。

*ストレス

*肥満

*感染

*運動不足

*有害物質、汚染など

が考えられますが

中でも、最も大きな要因を締めるのが

です。

科学的な幾つもの研究により

30~40%は食を変えることで防げる

ということが分かっています。

 

2013年に

私の愛犬サミーが癌にかかりました。

できることはなんでもやってあげよう!

そう思いました。

どうやったらこの癌の進行を止めることができるのか

リサーチしまくりました。

そして

40%は食で変えれるのだ

ということを知り

ここから始めなければ!と思いました。

何をどうしたらいいのか?

その答えを探すため世界中を周りました。

その模索の旅を今日皆さんと共有したいと思います。

その前に

とても大事な言葉をご紹介したいと思います。

 

Nutrigenomics

ニュートリゲノミクス、栄養ゲノム情報科学

新しい科学で

食がDNAにどのような影響を与えるか

という学問です。

例えば...

遺伝的に癌になるような遺伝子を持っているとします。

でも

正しい食事を摂ることで

その『スイッチ』をオフにしておくことができる。

その『スイッチ』を入れてしまうことも

オフのままで置いておくことも

何を食べるか(食べないか)で決まるのです。

このニュートリゲノミクス、栄養ゲノム情報科学が

私の犬の癌と大きく関係していることを確信しました。

私はブロガーですので

インターネットから世界中の情報を仕入れています。

世界中のあらゆる情報が詰まった最大のデータベースです。

世界で最も長生きしている犬を知りたいと思いました。

癌とは無縁でいられる秘密があるに違いないと思ったからです。

リサーチの結果

オーストラリアで発見しました。

酪農家のブライアン・マクラーレンさんの牧羊犬のマギー

なんと30歳

世界最高齢犬の保持者です。

これはもう彼に秘訣を聞かなければ!!と

どんな食事を与えているのか、質問して見ました。

幾つかの要因がありました。

例えば

たくさん与えないこと

カロリー制限をすること

何日か食べない日もある、と。

自分で自然にファスティング(絶食、デトックス)をしているのですね。

そして運動に関しての話になり

私が『北米では大抵20分くらい散歩をしたり

庭があれば好きに遊ばせて走らせたりします。』

と話したら

鼻で笑われました(笑)

彼が言うには

マギーとのエクササイズは

平均で1日9kmくらいだと言うのです!

彼がトラクターを運転する後ろをマギーは走って付いて行くのだそうです。

そして食に関してです。

毎日、新鮮な生の放牧牛のミルクを飲むのだそうです。

時には機会があれば、胎盤(牛の)を食べるのだそうです。

そして彼が長生きの秘訣だと思う

フードに加えているあるものがあります。

それは何かをお伝えする前に...

 

もう1つ別のケースをお話しさせてください。

最も長期に渡って行われている

食と癌と寿命についての観察研究があります。

(2000~2030の30年間)

およそ7,000頭の動物を対象にしています。

この研究を率いているノルウェーの研究者の

トーマス・サンドバーグさんがシェアしてくれた

この16年間の研究結果を皆さんにシェアしたいと思います。

これはある研究結果のグラフです。

何が何だか難しくて良く分からないので

分かりやすいようにちょっと一部を詳しく見てみましょう。

主な調査対象はグレートデーンで平均寿命は8.5歳です。緑の線ですね。

では青い線ですが、これは、食を変えた後の寿命です。

2倍も寿命が延びています!

トーマスさんが言うには

寿命が延びているだけではなく

癌の発症率もぐっと下がっているそうです。

そして彼は言いました。

特に癌に効果のある食事が知りたいのであれば

Epigenix Foundationに行くことをお勧めします。と。

は?どこ?

知らなかったのですが

Epigenix Foundationとは癌と食事と寿命を研究している

世界でトップクラスの研究機関でした。

そこではキトペットと呼ばれる食事療法を行なっていました。

本当に効果があるんだろうか?

と疑っていた私は飛行機に飛び乗り実際に見に行くことにしました。

そこには

犬の代謝学の世界トップクラスの医師や研究者たちが大勢いて

全米のシェルターから末期の癌にかかった犬たちを引き取り

生きるチャンスを与えようとしていました。

癌の進行状態を見ることができるPET/CTスキャンを使い

120日間毎日チェックをした結果

食を変えることで

癌の進行を遅らせるたり止めたり

また、消滅させることができることが分かりました!

 

まだ

その食が何なのか

話してなかったですね(笑)

これ(画面左)が標準的な食事、ドッグフードですね。

世界中の大多数の犬が食べているものですね。

でも

私があげた3つの例

1)世界最年長の犬

2)食と寿命の研究で寿命が2倍に伸びた犬

3)キトペッツで癌が消滅した犬

これらは全て同じような食事

このようなものです(画面右)

未加工のホールフーズ、素材そのものの生食です。

私たち人間に取ってはある意味

当たり前と言えば当たり前なのですが

(加工品ではなく素材そのものを食べるという意味で)

ペットの世界では今までの常識と違って

驚く飼い主さんも多いことでしょう。

この食事がどんなに素晴らしいか!

私の犬、サミーは今癌と戦っています。

そして

克服しつつあります。

この食事に変えてから

今までで一番健康的になっています!

『うーん...生は...

私はできないな...』

と言う方々もいるでしょう。

こちらは2005年にパーデュ大学で行われた研究結果です。

週に3回、緑の葉野菜を少しだけドッグフードに足して

どのくらいの効果があるか調べて見ました。

その結果は驚くべきものでした。

癌になるリスクを90%下げたのです!

私たち人間が

彼らを家の中に引き込み飼い犬として飼い慣らしました。

私たちの言葉を理解させようとし

私たちが望むような行動をするように訓練し

私たちのライフスタイルに合わせるよう強いてきました。

さらに重要なことは

食に関しては彼らに選択の余地はなく

我々が(勝手に)良いと思うものを与え

それを食べるか、もしくは何も食べないか

の2択しか与えません。

今日

癌の蔓延はどんどん広がり

そのスピードを落とす気配はありません。

今ほど

あなたの愛犬のお皿に何を入れるべきなのか

を考える重要な時はありません。

ところで

テキサス州のオースティン在住の

85歳の配管工のジェイク・ペリーさんは

ギネスブックに載った世界最年長の猫の飼い主さんです。

しかも2回も!

34歳と38歳!!!

『長生きさせる秘訣は?』と聞かれ

そうです。御察しの通り

答えは

『ただ、新鮮な生の食べ物を少しフードに加えただけですよ』

ご拝聴ありがとうございました。

 

生食、ローフードにご興味が湧いてきましたか?

まだ抵抗がある方は、このあたりから始められてもいいと思います。

*因みに、うちもずっと生食を与えていますが

肌のひどいトラブルのあった子はすっかりと治り

おばあちゃん犬はすっかり若返って元気に動き回っています!

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