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  • 執筆者の写真LALA

犬にも野菜パワーを!

更新日:2020年7月27日


犬は野菜をそれほど多くは必要としませんが

人間と同様、野菜は愛犬の健康に対しても

凄いパワーを発揮します。

1週間にたった3食、少量の野菜を足してあげるだけでも

癌になるリスクが減少するというデータも出ています。

の葉野菜の場合では90%減少

オレンジ・黄色の野菜の場合では70%減少

緑(ほうれん草、ケール、ブロッコリー、パセリ、芽キャベツ、アスパラ、ズッキーニ等)

オレンジ・黄(人参、かぼちゃ、さつまいも等)

ただし、あげ方には少し注意が必要になります。

茹でたり調理をしてしまうと

大事な栄養素が壊れてしまうので

生の方がいいのですが

犬は野菜や果物は消化しにくいですので

フードプロセッサーなどで細かくするか

または発酵させた野菜を与えてあげてください。

彼らのご先祖様たちが摂取していた野菜は

主に捕獲した動物の胃の中にあるものです。

消化しかけている、発酵しかけている状態です。

その状態になるべく近い形であげることで

消化吸収しやすくなります。

内臓に負担をかけたり

体内炎症を起こしたりすることを

避けることができるのです。

では

野菜の持つパワーを幾つかご紹介します!

1)体の酸性(アルカリ性)度を整えてくれる

肝臓、膵臓、心臓、腎臓などの臓器は

少しアルカリ性寄りの状態で正常に機能するのですが

主食であるお肉などは体をより酸性にしてしまうので

野菜なども少量とるとバランスを整えてくれます。

2)豊富な栄養素

野菜は

タンパク質、脂質、ファイトニュートリエント(植物性栄養素)、食物繊維、ミネラル、ビタミン、酵素など様々な栄養素を含んでいます。

3)水分

特にドライフードを常食としている犬は

慢性的な軽い脱水状態ですので

野菜や果物は水分を補給するのにも役立ちます。

また

濃い緑の葉野菜は、さらにパワーアップ!

例えば

1)癌予防、抑制

濃緑の葉野菜に多く含まれるクロロフィルが

強い発がん性物質であるアフラトキシンの吸収をブロックします。

因みにこのアフラトキシンは

ほとんどのドライフードに含まれていることが分かっています。

2)抗酸化

人間に対してと同様

犬の健康にも、濃緑の葉野菜に含まれる抗酸化物質はとても大事で

特に網膜(目の健康)に良いルテインやゼアキサンチンが豊富です。

3)健康維持、美容、老化防止

ファイトニュートリエントという

植物に含まれる『天然の化学成分』とも言われる栄養素。

植物が害虫や紫外線から身を守るために生成する物質で

これを摂取することで

•活性酸素から体や肌を守る

•免疫力の強化

•肝臓の解毒

•癌のリスクを減らす

•アレルギー症状の緩和

•血流・血圧の正常化

•骨の強化

などなど

様々な効果をもたらすことが分かっています。

以上、素晴らしい力をたくさん持っている野菜たち。

是非、愛犬たちにも分けてあげましょう!

ただし、たくさんは必要ありませんし

却って害になってしまいますので

与える量は目安としてフード全体の10~20%まで

としてください。

そして

なるべく無農薬か低農薬のものを選ぶようにしてください。

農薬は害虫を殺しますが

それと同じように

腸内の良い微生物も殺してしまいますので

腸内細菌のバランスが崩れ炎症を起こし

免疫力の低下、リーキーガット、炎症性腸疾患、

アレルギーなどを引き起こす原因となります。

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